祝の島

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私は30年前、山口県の上関町という海辺の町で生まれました。
その町では数年ぶりの赤ちゃんの誕生ということで地元の新聞に載せてもらいました^^
そして、生後1週間で海を渡り祝島(いわいしま)という離島で数ヶ月暮らしました。

祝島は母の故郷でとても小さな島です。今では人口500人ほどで島民のほとんどが高齢者です。

生まれたての私が島へ来たとき、
島中の人たちが私の誕生を喜び列をなして私の姿を見に来てくれて、
みんなが抱っこしてくれたり、頭をなでてくれたそうです。

この小さな島にすむ人たちはみんな家族のようなものです。



そして、今から28年前、
この島から4キロ先の場所に原子力発電所の建設計画が持ち上がりました。
この離島で暮らす人のほとんどは漁師か農家です。他の仕事はありません。
ほとんどの島民は原発に反対しました。
けれど、推進派の人たちもいました。

みんな家族のような島の人たちは、反対派と推進派で引き裂かれてしまいました。

28年間原発反対をいのちをかけて訴えていますが、
2012年に原発の1号機着工予定が決まってしまいました。

反対運動を妨害行為として、島民に対して数千万円の損害賠償を求める訴訟も起こされています。

美しい海と山に囲まれのどかに暮らしていた
優しいおじいちゃんやおばあちゃんたちの心と生活をズタズタにしたこの問題は今も続いていて、
私もこの島をあきらめたくありません。
日本はほんとうに原子力エネルギーじゃないといけないのでしょうか、、、

そして今、このことをテーマにした映画が2本公開されています。

祝の島 

ミツバチの羽音と地球の回転 

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どうかサイトだけでも見ていただけたらと思います。

ちなみに祝島は上空から見ると053.gifハートのかたちをしています*
海と山が美しく、スナメリというイルカにそっくりな保護動物もいます。かわいいです。
平安時代から千年以上も続く「神舞」という伝統行事もありますよ。

祖父母も亡くなり、親も身体が不自由なため10年以上帰省できていなかったのですが、
主人のおかげで来月祝島へ行けることになりました!
うれしいです*
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by coume_usagi | 2010-08-13 19:50 | お知らせ